2014/12/10

久しぶりのシーグラスワイヤーアート


お久しぶりのワイヤーアート作品

最近はめっきりステンドアートが多くなりましたが

根強い人気のシーグラスワイヤーアート


この繊細さや透明感はワイヤーアートならではですね!


今回はオーダーを頂き制作しました

既存の作品の中から

「こんなワイヤーデザインがいい」

「こんな色のシーグラスでこんな形がいい」

「ワイヤーはこの色がいい」

出来る限りご要望に沿えるようにオーダー時にはヒアリングをして制作に入ります


とはいえ

シーグラスは同じものが1つもありません

お任せしますと言って下さいますがガラスを選んで1度確認

ワイヤーを巻いて再度確認をしながら進めて行きます


こうして出来上がる作品

シーグラスたちを集めたホームビーチの穏やかな海のように

届いた方がゆったり過ごしていけると嬉しいです


御前崎のシーグラス、いってらっしゃい


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御前崎 Natural Style
こころとからだのケア&シーグラスアートサロン
http://st-piro.sakura.ne.jp/



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2014/12/09

事実と主観は別物である - メディカルスキルアップ講座より


浜松市から御前崎市までおよそ2時間の道のり

毎月1回通って下さっている受講生さん、今回が4コマ目でした


僕たち医療福祉の従事者や認知行動療法などをやっている心理士は

「事実」という事象と「主観」という自分が感じたこと・思ったことを

別として認識するトレーニングを養成校やスーパーバイズなどで受けます


一般社会で生活している方々の多くは

この事実と主観の区別はあまり意識せずに生活していると思いますが

対人関係の援助をするにあたってこの区別する能力は重要なスキルです


「この人のBlogに~ということばでこういうことが書かれていた」

という事実

これは「Blogに」「~ということばで」「「~と書かれていた」というだけのエピソードで

そこにはプラスもマイナスもないただただニュートラルな状態です


しかし

それを見た人がどう感じたかによって

この表し方が若干変わってきてしまうことが多々あります

「この人のBlogに書かれていた~ということって~のことなんだよね」

すでに事実が事実ではなくなっています

一見、普通のコミュニケーション場面に出てきそうな内容ですが

これを話している「その人」の主観が入っています


ここで気づくことは

Blogを書いた人



それを読んだ人

とでは

感情が違う可能性があるということです


Blogを書いた人はただ自分の体験・経験に基づき書いただけなのかもしれない

しかし

受け取った(読んだ)人は受け取ったときの思い・感情が含まれています

嫌だと思ったかもしれない、これは間違いだと思ったかもしれない

そうではなくてこうだと言いたくなったかもしれない

逆に

これは正しい、これはこういうことであると思ったかもしれない


セッションにおける「情報収集」や「観察」は自分寄りに偏ってしまうと

正確な情報や観察評価にはなりません


さらに良くないパターンは

この区別がつかない状態でセラピストや対人援助をしていると

「あたかも自分のことを責められた・違うことを言ってしまった・自分があっている・間違っている」

といったような感情が湧きあがり

進行中のセッションにセラピストが飲まれていく状況になります


あくまで

起こった事は事実であり

そこから先のことは

自分または誰かの感情が含まれた表現であることを捉えるスキルを持つ事は

クライアントが

起こった出来事に対しどんな気持ちを持ち、どんな行動をしたのか

客観的に捉えていくことにつながっていきます


医療福祉から学ぶセラピストというスタイル


このスキルを持ち合わせているかどうか

そしてこのスキルを使ってセッションの情報を収集できるかどうか

そこから専門職に欠かせないその分野の深い知識でどういう判断をどのようにするのか

僕はこの部分がとてもセラピストや対人援助職として活動する上で重要なことだと思っています

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御前崎 Natural Style
こころとからだのケア&シーグラスアートサロン
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2014/12/08

シーグラスアート教室! - ステンドグラス編


シーグラスアートの楽しさ・奥行きを伝えるシーグラスアート教室

今回からステンドグラス編を開講しました

地元牧之原市からいつもセッションにいらっしゃるお客様が

「ステンドやってみたいです」

というご要望を頂いて早速日程を決めました


こんなにたくさんのシーグラスを集めていらっしゃり

「使い道がないんですよ」と見せてくれました

海の近くに住まわれているお客様

お子様と一緒にビーチへ散策に行くそうです


僕からしたら・・・・

こんなにたくさんっ!!!いいな~!という気分(笑)

シーグラスと過ごすと子どもに帰っていきますね


そんなステンド教室

「先生の作った地球を作りたい!」

これね↓











「結構大変よ!?」と伝えましたが

「もう大作が作りたい」と意気込んでいらっしゃり

コツコツと作る過程をお伝えします


そう、この地味な作業・・・・・・

これを終えないと次の工程に入れないという・・・・

お客様も

「もう飽きちゃった(笑)」と。

そうですよね!確かに飽きる(笑)


この後、少しだけハンダ付けの練習をして

この日はおしまい


ハンダ付けも初めてなのに上手にできました

ハンダ付け作業の最中

「これはすごく集中できて他の事を忘れますね」

そうなんです。まるで瞑想状態

いいことも・いやなことも忘れてこれだけに取り組める時間は

精神的に疲れてしまう、いろいろなことが気になってしまう

考えすぎてしまう方には大切な時間です


帰り際に

「先生、少しシーグラス置いていきますね」

と大きめのものを分けて下さいました!

嬉しい~!

ありがとうございます


たくさんの作品を作ったり

大きな物を作るとシーグラスの在庫が瞬く間になくなっていきます

こうして皆さんが手間暇かけて拾って下さったグラスをくださることで

また僕もアートにできますし

その他のWSで参加された皆さんに使って頂けます


シーグラスで小さな8の循環(豊かさの循環)が起こっていますね!


こうして無事にステンドグラス編の初日は終了

作品が出来上がるまで何日かに分けていく予定です


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御前崎 Natural Style
こころとからだのケア&シーグラスアートサロン
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2014/12/07

医療福祉から学ぶセラピストというスタイル - メディカルスキルアップ講座より


医療福祉から学ぶセラピストというスタイル - メディカルスキルアップ講座より

メディカルスキルアップ講座は、リハビリテーション医学の考え方を基盤にし

セラピストとして活動するために必要な知識・技術を学び

今持っているスキルのバックボーンを強く固めていくための講座です

医療福祉のメディカルセラピストだけでなく

様々な分野で活動している各種セラピストの方々・カウンセラーの方にも受講頂いて

それぞれの持つ特色にあわせたマンツーマンの講座を開いています


医療福祉の分野にいない人にとっては

医療福祉分野のことから学ぶことは関係がないように感じることもあるかもしれません


セビアでリミットのある世界で

どうしたら患者さん、クライアントの生活をもう一度再生できるのか

そんな理想を現実化すること



国を主体とした政策に左右される保険制度で

各自治体病院は大きく揺れ動きます

人員削減、または増員、診療科の廃止や統合、ベッド数削減、入院期間短縮。

その分は次へ影響を及ぼします

2次・3次の病院、施設、老人ホーム

在宅支援の通所系サービス、訪問サービス


そんな狭間で苦悩するクライアントと従事者


「支援する」とは一体どういうことなんだろうか


僕自身もリハビリテーションの現場にいながら

そのことを自問自答し今に至ります


「~したい」「もう一度~をできるようになりたい」

そんな切実な主訴をどうしたら叶えることができるのだろう

僕には何ができるのか


セラピストにとって深く論理的に問題を追求する思考はとても大切です

根拠のないこと=説明できないことを提供するわけにはいきません


しかしそれだけでは「人生を支援する」ことはできない

おそらく多くの医療従事者は気づいていることだと思います


「どうしたらできるのか」そんな目標指向は人間的でプラスに導く考え方です

このキーワードは世間で「引き寄せる」といってスピリチュアルに騒がれていることを

現実的にどんなシステムで引き寄せられるのかを学ぶ機会を与えてくれています


リハビリテーションはプラスの医学

小さなサロンで開く、小さな講座ですが

僕は現場で学んだ「人を支援すること」をこれからも伝えていきたいと思っています


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御前崎 Natural Style
こころとからだのケア&シーグラスアートサロン
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2014/12/06

12月06日 満月のメッセージ ~ 生きやすさに合わせる


12月06日 満月のメッセージ ~ 生きやすさに合わせる

おはようございます

だいぶ寒くなってきましたね

冬の御前崎・岬からみた月

いつもはカードなどを引いてメッセージを書きますが

今回は最近の心理セッションなど僕の周りで起こる出来事に共通したもの

それをメッセージとして書いてみたいと思います


あなたの生きやすい道はどこですか

どんなことをしているときに安心しますか

肩の力や顎の力、お腹の力が抜けているときはどんなときですか


皆それぞれ生きやすいスタイルが違います

歩くペース、姿勢、クセも全て違う


違うことをOKとしていますか

自分だけではなく、自分以外の誰かに対して

あなたが今、気になっている人、その人に対して


海に行くと海に合わせなくはいけません

満潮、干潮、波の大きさ、風の強さ

でも

全て合わせて行けるときばかりではありません

それでOKとしていますか


自分のスタイル、相手のスタイル

無理なく合う時が「タイミング」といいます


無理に合わせようとしたときに

あなたの心はどんな気持ちになりますか

あなたの内面でどんな声が聞こえますか


「~だから~しなくちゃいけない」

「~だと~だと思われるから」

「~と思われているから~だと言わないと」


決して

「~したいんだ」

という声は聞こえてこないんだと思います


あなたの中心軸に合わせること

あなた自身の生きるスタイルに合わせることは

あなたがどうしたいと思っているのかを丁寧に聴くことです


~ができないと・~をやらないと・~じゃないと

そんな言葉で自分を守ろうとするよりも

自分ができないこと、無理なこと、しんどいことは

誰かに助けてもらって下さい


助けてほしい・手伝ってほしい・やってほしい

そんなことをお願いしようとしたとき

あなたの喉元でことばがひっかかりますか

お腹がキューと縮む感じがしますか


「言えない」のは「言わない」と決めているからです

言わないほうが自分にとってよい

利益があるから言わない


何かを守っているのかもしれません

でもそれは、守らないといけないと思っているだけなのかもしれません


あなたのスタイルは

あなた自身で表現するものです

しかし

あなたがそのスタイルでいられるのは

あなたを信頼している周りのみんながいるからこそ


あなた自身をあなたが大切にすることと同じように

あなたの周りであなたを支えてくれている人を大切にしてください


大切にすることとは

ことばにすること・行動すること・お金にすること・物にすること

想っているだけでは伝わりません

必ず、形にしてあなたの感謝の気持ちを伝えて下さい


長くなりましたね(笑)

一旦出てくると止まらなくなりそうなので切りのよいところで。

皆さんへのメッセージは僕へのメッセージでもあります

よい気づきをこの満月に得られてよかったです

ありがとうございます

皆さんも温かくして12月の満月をお過ごし下さい

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御前崎 Natural Style
こころとからだのケア&シーグラスアートサロン
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2014/12/03

光と影 ~ 死生学カフェ


光と影 ~ 死生学カフェ

御前崎にも何度も来て下さっているグリーフカウンセラーの浅原聡子さん

浅原さんの主宰するグリーフカウンセリングivy

今回ivyが主催し実現した死生学カフェが来年より開催されます

もう見てお気づきかもしれませんが

僕が製作したシーグラスアート - 地球のランプがフライヤーに起用されました

聡子さんは

「光と影を表したかったのよね」

そんな風にコメントをくださっています

ivyのBlog


死と生

生々しく深いテーマだと思う方もいらっしゃるかもしれません

しかし

生きることと死ぬことは私たちに平等に与えられ

生きることのスタートは

死のスタートだと言い換えることもできるほどです


僕は長い間慢性期・終末期と呼ばれるリハビリテーション医療福祉の現場にいました

そこで目の当たりにしてきた「死」


僕の場合は高齢者医療の現場

そこには最低限の医療設備しかありません


亡くなる前は食べることを拒むまたは食べなくなる方が多かったように思います

当然、医療側は栄養をどうするかを家族に提案します

経管栄養(鼻から管を入れる・胃に穴を開ける)なのか

点滴で過ごすのか


逆に誤嚥性肺炎を繰り返し、口から食べることを止められる方もいらっしゃいました


食べるという生理的欲求を満たす行動を止めるしかなかった方々

口は使わないために乾燥し、寝たきりの状態ではそれが進行します


言語聴覚士として、1人の人として

僕には何ができるのか

そう思いながら、口腔ケア(歯磨き)をしに伺う毎日


食べたいと訴える方

食べさせたいと言う家族

逆のパターンも当然ありました


こうして最後は

家族に看取られて亡くなっていく方もいれば

誰も来ないまま亡くなる方もいる


様々な生があるのと同じように

様々な死があるのかもしれません


どう生きて、どう死ぬのか

この2つは同じものなんだろうと今は感じています


光と影

生と死

明るいものと暗いもの

実は違うものと認識しているだけで同じものなのかもしれない


死生学カフェのお話から膨らんでしまいましたが

死生学カフェのFacebookページもできあがっています

死生学カフェを含めたその他のセミナー情報はこちらから


最後に

作品と写真をこんなに大切なテーマに使って頂いてありがとうございます

僕自身も作品製作、心理セッション、講座などを通じてこれからも伝えていきたいテーマです


グリーフカウンセリング ivy


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御前崎 Natural Style
こころとからだのケア&シーグラスワークショップサロン
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2014/12/02

不完全なものほど完璧で美しい - 11/7 World Seaglass Art Exhibition 2014


不完全なものほど完璧であり美しい - 11/7 World Seaglass Art Exhibition 2014

先日、いつもお世話になっている方々をお招きした完全なプライベート個展イベント

僕にとっては最初のシーグラスアート個展&イベント

あれやこれやと準備して僕自身の描く世界を表現しました


想いを形にする

イメージからスタイルへ


こんなテーマで最近はアートワークやセッション、Blog記事を展開しています

僕なりの自己表現・自己実現



この日、11/29はちょうど上弦の月

これから満月に向けて満ち溢れていく時期でした

Inspiration / Insight

直感と洞察

僕の生きるキーワードでもあります

同時に11と7という数字を持つ僕にとっても大切な日

集まってくれた方々は総勢7名ぴったり


個展会場に設定したサロンセッションルームまで続く階段

今まで作ってきたキャンドルシェードたちが足元を優しく照らします


灯りの灯る場所には

今回のストーリーテーラーWakanaさんが話してくれるタロットストーリーを意識して

22枚の大アルカナのカードを置きました


シーグラスたちが形を変えて

人間を迎え入れ、照らしてくれる空間

もともとセッションルームはゆったりと過ごし内面の世界を探求するのにはぴったりの場所

そこがさらに今宵は深く深く行く道を照らしてくれているようでした


ディナーは優しさが溢れるカレー

Eimyのカレーを皆さんで

こだわりのある南インドカレーをシェフから解説してもらいながら

皆さんでゆっくりと味わいます


普段は言葉数の少ない彼女

一生懸命皆さんに説明してくれました

「自分の作ったカレーへの想いを伝えたい」

そんな自己実現ができたように感じています

EimyのBlog:オウム食堂


そして今回のスペシャルアクト

Wakanaさんのタロットストーリー

普段、御前崎サロンで心理とカードのセッションをしてくれています

彼女の織り成すインテリジェンスな物語


皆さんも彼女の話に呼応するように

自分の世界に浸りながら耳を傾けています

タロットの起源、そしてその変遷

ユング心理学からみるタロットの世界


空想的・幻想的でありながらも

現実的な論理展開を見せるWakanaさんの世界観

まさに彼女しか持ち得ない世界

思考に偏ると言われますが、思考に偏って突き抜けるとこうした素晴らしい形になります

人間には「何故だろう」という知的探究心、それを探したいという知的欲求があります

人間だからこそ持つこの欲求、探究心を丁寧に詳しくレクチャーしていく時間

WakanaさんのBlog
http://yawarakawakana.seesaa.net/article/409902958.html


シーグラスたちは1つ1つが捨てられたガラスたちです

この子たちがどんな気持ちで海に流れ着いたのか


こうしてバラバラになったグラスが1つの形となったとき

人間はどんな感情が溢れるのか

ユングのいう集合的無意識

人類みな共通した無意識的なものがある

数秘1~9のルートナンバー・ソウルナンバー

9は最後の数字

そこまでの数字の要素を全て含んでいくように

自分の持つ数が根底では皆つながっていることと同じように

この美しく儚い世界に共鳴する感情があるのかもしれません


1つが不完全な形

不完全であると決めたのは誰なのか

本当はそのままでも完全体なのかもしれないという可能性

もし

不完全だとしても

その不完全なものの集合体が表すこの灯りの世界は

美しく、完璧だったのではないか


皆が不完全・発展途上

でもそれがそれぞれの完成形で完璧な姿だとしたら

こうして集合体になることでそれぞれを補完し合うことが

私たち人間に求められていることだとしたら


参加してくださった方の中に

何か大切なことが残って下されば

僕はとても嬉しいです

そして

このBlogから写真を通じて、文字を通じて

あなたの心の中で響くものがあったら

それも嬉しいです

Inspiration & Insight 11/7 World Seaglass Art Exhibition 2014

2014/11/29 (Sat) 5-9pm

Special Act

Wakana Hara / Story of Tarot

Eimy / Foods

Hiroki Matsui / Seaglass Art Work

Camel Mint / Music Selector


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御前崎 Natural Style
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